Len関数のポイント

Len関数は実務上よく使う関数だ。また、VBAエキスパート試験でもよく問われると思う。このページではLen関数のポイントを説明する。

基本的な使い方

Len関数は、指定した文字列の文字数を返す。

【書式】
Len(文字列)

次のプロシージャはLen関数の使用例だ。「Access」の文字数である6を表示する。

Sub Test()
    Dim length As Integer
    length = Len("Access")
    MsgBox length
End Sub

半角文字も全角文字も、1文字としてカウントする。

Sub Test()
    Dim length As Integer
    length = Len("Access初級")
    MsgBox length
End Sub

半角・全角スペースや、その他の記号も1文字としてカウントする。

Sub Test()
    Dim length As Integer
    length = Len("VBA !!")
    MsgBox length
End Sub

https://exam-acvba.net/f-lenb/

エキスパート試験のポイント

Trim関数とLen関数の組み合わせはよくある問題の形式だと思う。Trim関数でスペースを取り除き、そのあとの文字数を問う問題だ。

Sub Test()
    Dim str As String
    str = " Access "
    MsgBox Len(Trim(str))
End Sub

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また、Replace関数と一緒に使われることも多いと思う。

'9と表示される
Sub Test()
    Dim str As String
    str = " *Access*VBA*"
    MsgBox Len(Replace(str, "*", ""))
End Sub

Replace関数のポイント(基本)
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練習問題

次のプロシージャを実行したところメッセージボックスが表示された。その表示内容として正しいものはどれか。次の中から1つ選択しなさい。

Sub Test()
    MsgBox Len(LTrim(" Excel VBA "))
End Sub

  1. 9
  2. 10
  3. True
  4. Excel VBA

正解を見る

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